夫婦24歳で購入した分譲マンション、ひょんなことで売却することになりました。
お陰様で新築購入時より高く売却することができましたが、
マンション売却は、色々とお金がかかります。
売却活動にかかったお金を差し引いた上でローン残高を上回る金額で売れなければ、
残債が残ってしまいます…
そうなると、次のお家とダブルローンになってしまう恐れが…(T-T)
今回は我が家がマンション売却でかかったお金と、実は戻ってくるお金もあるよ!ということを書きたいと思います。
マンション売却でかかったお金
マンション売却は基本的に仲介会社を通します。
個人で売買することも可能ですが、契約書や瑕疵担保責任、ローン手続き等 専門知識が必要なので素人には現実的ではありません。
仲介会社を通すということは、手数料がかかります。また、法律上かかる税金も払わないといけません。
仲介手数料
売却活動(広告や案内)支援〜契約支援、ローン支援、銀行決済の支援…
マンション売却でまさに二人三脚で頑張ってくれるのが、仲介会社です。
そしてそのような活動へ支払う報酬が仲介手数料です。
こちらは法律で上限が決まっています。
400万円以上の売買取引では、
(売買価格の3%+6万円)+消費税
となります。
この仲介手数料、あくまで上限なので、これより安くする分には問題ないようです。
我が家の場合は、仲介手数料20%割引をしてもらえました。
大手でも割り引いてくれるんだな〜と意外に思ったことを覚えています。
ちなみに専属専任契約でした。
20%割引されても100万円超えてきましたので、マンション売却の価格設定においては念頭に入れておかないといけない費用ですね。
我が家のマンション売却価格の根拠についてはこちらで書いています。

収入印紙税
売買契約書に貼り付ける印紙税です。

貼り付ける印紙税額は契約金額によりますが、
- 1000万円〜5000万円 印紙税1万円
- 5000万円〜1億円 印紙税3万円
我が家は10,000円でした。
登記費用
マンションが売れると、最終的には買主さんに登記を移転する必要があります。
抵当権抹消などの手続きを司法書士の方にしていただく為の費用です。
我が家は56,220円でした。
全額繰り上げ返済手数料
今は多くの銀行で一部繰り上げ返済手数料は0円のところもありますが、全額繰り上げ返済となると、手数料がかかってくる銀行も多いです。
我が家が利用していた銀行もまさにこれで、全額繰り上げ返済を行ったことで、手数料がかかりました…
我が家は22,000円でした。
ちなみに当月分の日割り利息も同時に払いました。変動金利で金利が低かったので、数千円でした。
固定資産税・管理費積立修繕費
これはある意味戻ってくるお金ですが、後々買主と日割りで精算する形なので、
ひとまず売主の方で支払いしておく必要があります。
我が家の場合は、
固定資産税130,000円程、
管理費積立修繕費15,000円程
キャッシュで払う必要がありました。
※日割りなので決済日によります。
後々決済で130,000円ほど戻ってきました。
引越し費用
忘れてはいけないのが引っ越し費用。繁忙期と閑散期では費用が大幅に違ってくるので、そこも含めて決済日を検討したいところです。
我が家は幸い閑散期に引越しをすることができました。
でもファミリーの引越しなので、大荷物だし安くはありません…(ToT)
費用は約60,000円でした。
引っ越しについて詳しくは以下の記事に書いています。

マンション売却でかけなかった費用
マンションをより高く売却するためには、マンションに付加価値をつける必要があります。
は
我が家はお金をかけませんでしたが、かけたらもっと高く売れる(かも?)というものを紹介します。
ハウスクリーニング
我が家は内覧時むちゃくちゃ掃除しまくったので、
見学に来られた方に「モデルルームみたい」、
引越し業者さんに「築6年には見えないくらい綺麗にしていますね」
と言われました(嬉)
なので別にクリーニングを入れる必要も無いと判断しましたが、やはりプロにお願いするとピッカピカになるので、購買意欲アップすると思います。
特に水回りに目立つカビやくすみがあるなら、絶対にきれいにしといた方が良いと思います。
ホームステージング
ホームステージングとは、大まかに言えば売却物件にインテリアコーディネートを加えてもらい、購入検討者に良い印象を与えて、より高く購入してもらおうというサービスです。

コンサルもしてくれるので、その売却物件のターゲット層を分析して、「売れる」コーディネートをしてもらえるそうです。
費用としては15〜30万円と少し割高に感じますが、ホームステージングを利用したら50〜100万円も高く売れた!とかいう話もあるので(テレビの情報ですが…)充分に元は取れそうですね!
リフォーム
リフォームというと大掛かりに感じますが、例えば壁紙を張り替えるだけでもかなり印象が変わります。
我が家は築浅物件だったので、そのまま販売活動を始めて無事売却できましたが、買主さんは壁紙全面張り替えするそうです笑
やはり築6年経っていると色々破れや浮きが出てきていましたので…。
築浅物件だと壁紙張り替えただけでも新築同様になりそうですね。
設備保証・瑕疵保証
マンションを売却してから、設備不具合や近隣情報で「こんなこと聞いていない!」となり、買主さんとトラブルになること…
結構あるらしいです(ToT)
そうなったときの為に契約書に色々と条項があるのですが、それでも心配な時のために、設備保証や瑕疵保証というものをつけることができたりします。
そうすると、決済前にしっかりと点検を行ってくれるので、引き渡し後に何か不具合が出ても、保証会社が保証してくれたりするのです。
(詳しくは仲介会社に聞いてみてください)
仲介会社によっては仲介サービスの一部として入っている場合もあります。
保証の部分も含めて仲介会社を検討してみてくださいね。
マンション売却で戻ってきたお金
マンション売却を行ったら戻ってきたお金もあります。
自分で連絡しないと戻ってこないものもありますので、是非確認してみてください!
住宅ローン保証料
もしも私たちが住宅ローンを払えなくなった場合、銀行に対して保証している会社があります。
だからといって住宅ローンが無くなるのではなく、今度は保証会社に返済しないといけないんですけどね…
実はこんなお金をローン組む時に一括で払っているんですね。
今回売却して住宅ローンを全額返済することになるので、この保証金も全て戻ってきます。
我が家の場合は戻し保証料約200,000円でしたが、事務手数料が11,000円かかったので、
実際は約190,000円の戻し金でした。
にっくき手数料め…
ちなみに我が家は結構少ないと思います。結構繰り上げ返済をしていて、その際にも保証料が戻ってきていた為です。
火災保険料
火災保険は新築時に35年分一括で支払っていました。なので、マンション売却の決済日付けで、残日数分の火災保険料が返金されました。
ちなみにこれ、自ら火災保険会社に連絡しないと戻ってきません。
かなり前に払ったお金なので完全に忘れていましたよ…。
我が家は30年分くらい戻ってくるので、
68,870円でした。
忘れずに保険会社に連絡してみてくださいね。
まとめ
今回、我が家のマンション売却でかかったお金、戻ってきたお金について書いてみました。
結局プラマイいくらかかったの?というと、
約100万円かかりました。
マンション売却にはお金がかかります。
いくら高く売れても手数料という恐ろしい費用が色々とかかってきます…←
マンション売却活動をする際は、念頭においておく必要がありますね。
また、今回我が家の場合は売却益が出ていますので、確定申告が必要です。
また確定申告の季節になったら、こちらも記事にしたいと思います。
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