【感想レビュー】主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件を読んで自分のモヤモヤの正体が分かった

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こんにちは!


本日は読んだ本の感想です。





河内瞬さん

主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件

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注意:漫画ではありませんでした

表紙からして漫画(コミックエッセイ)だと思っていたら、
漫画は最初の数ページだけで、
あとはほとんど文字でした。

漫画だったらサラッと読めるし、
活字が苦手な夫(笑)にも読んでもらいやすかったなのにな〜〜と
ちょっとがっかりしちゃいました。

▲漫画版はこちらの模様

とはいえ、難しい内容ではないし、
漫画じゃなくても読みやすく、わかりやすくて、
そうそう!!!ホンマにそれ!!とむちゃくちゃ頷きながら一気読みしました。

共感の嵐

この本は、
主婦の仕事(家事・育児)をサラリーマンに例えてみると、
想像以上にヤバい
という話です。
(そのまんまや)





例えば、

子育ての大変さは理解されにくい。
子育てって幸せで子供も可愛いし、自分で産んだんだから、大変・つらいなんて言っちゃいけない
→これは弱音を吐かずに倒れる寸前まで働き続けろというブラック企業と同じ

名のある家事から名もなき家事まで全てシュフしかしない
→会社でいえば、総務・経理・事務・営業全て一人でやっている状態
(もっといえば財務・制度企画・人材開発もだと思う笑)




しかも、やって当たり前で給料はおろか、ねぎらいの言葉すらなく、

部下(子供)に振り回されて満足に仕事ができなかった日には、
「今日一日何してたの?」「この資料雑だからやり直して」と言われ……




自分の業務には全く関係のない第三者(なんか偉そう偉いみたいなので株主とでも言おうか…)
の目が常にある状況で、
部下(子供)がやらかして株主の迷惑にならないよう、
常に最大限に気を配って業務を行い…



部下を怒ったり、仕事を手抜き(外注)したら、
「上司のくせに〜」とか言われ…





こんなブラック企業辞めてやる!!!
(やめられない)




あれ、目から水が………









なんか書いているうちに個人的な意見が入ってしまいましたが、笑

こんな感じで、
家事育児のヤバさについて、シュフ以外の方でも
わかりやすく理解できるような本となっておりました。






うちの子は、もう4歳と7歳なので、
この本に載ってる
育児しながら家事のムリゲー感は、
最近はかなりマシになったので、

育休中はまさにこう思っていたなあ〜と、
当時を思い出して本当に頷きながら読みました。



シュフをサラリーマンに例えると…(我が家の場合)

実際私自身がサラリーマンなので、
シュフをサラリーマンにたとえて考えたことがあります。






主に、夫の仕事のできなさで。
(この本の趣旨は全く違うので、夫の皆様ご安心して(?)本をお読みください!)





我が家は共働きなので、
できれば夫にもシュフ業を分担してもらいたいとは思っているのですが、


ウチの夫、
もう本当に仕事ができないんですよ。←


シュフをサラリーマンに例えた時のうちの夫
  • 毎回指示(お願い)をしなければ何もやらない
  • 同僚(私)が仕事に追われていても自分は休憩しちゃう
  • 同僚が不在でも何も仕事進めない
  • 今日忙しいんで、と簡単に最重要顧客の依頼を断る(保育園の発熱お迎えとか)
  • だったら執行役員常務(義母)に頼めばいいやんとか言っちゃう
  • やったことないからできないとか普通に言っちゃう
  • 教えてもらっていないからわからないとか普通に言っちゃう
  • 前任のやり方見ない、マニュアル見ない、確認しない。自己流でやっちゃう
  • 一度教えたことをまた聞いてくる。メモも取らない、調べない、覚える気もない。
  • 自分は他人(他の家庭)に比べて仕事(家事・育児)をやっている方だと思っているし、言ってくる













こんなやつと絶対一緒に仕事したくない………!!





しかもこんなにも仕事できないのに、
たま〜〜にちょっと仕事したら、
「助かる〜!」「さすが!」「ありがと♡」
と言わないといけないなんて……








無理でしょ。






実際の職場でもたま〜にこういうヤツいますよね?←
まあその場合は赤の他人だし仕事だからと割り切れますが…


こんな仕事のできんやつと、
部下の面倒見ながら365日一緒に暮らせと言われたら、
普通どっかで発狂しますよね?




なぜ仕事ではできるのに、
家庭ではこんなにもできないのか………







夫をサラリーマン(同僚)にたとえたら
想像以上にやばくなった件
ですよ。←








とはいえ、
我が家もかれこれ共働き歴4年?(結婚してからだと10年)くらい。
昔に比べたら夫もかなり成長しました。
(もう完全に教育担当の目線)


共働きDINKS時代から育休中は、完全に10:0でしたが、


今は
たまに洗濯物畳んでくれるし、
乾燥機から出しておかないとやってくれないけど
ゴミの日はたまにゴミ箱から出して袋セットしてくれるし、
お風呂の排水溝のゴミとか絶対とってくれないけど
掃除機もかけてくれるし、
マットレスとかかけてくれないけど
たまに床拭いてくれるし
トイレの便座とかは拭いてくれないけど



うん、成長した!!








なんか悪口ばっかり言ってるように見えますが、


最近は帰宅が早くなって保育園の送迎行ってくれるし、
基本毎日子供とお風呂入ってくれて、
歯磨きしてくれて、
寝かしつけしてくれるので、

そこは本当に感謝しています。
子供がもっと小さい時にやってくれてたら最高だったけどね……
↑一言いわずにはいられないんか






あとうちの夫は、
昔から私の家事育児に一切文句を言わないので、
そこは救われているし、本当にすごいと思う。

私はイライラして態度にでちゃうので、
本当にだめな同僚でごめん…て思う。


未だに抱えているモヤモヤの正体

子供も夫も←
成長したとはいえ、シュフ業は大変。


未だにイライラモヤモヤすることも多いです。






我が家サラリーマン夫婦なので、
平日がむちゃくちゃ忙しく大変だと思いがちですが、



なんかしらんけど、
私、休日の方がイライラするんです……








休日なのに、全く休まらない。
なんなら仕事中の方がゆっくりできている。
←おい



なんだろう、
このもやもやをうまく言葉にできませんでした。






そしたらなんと、その原因と、
私が求めていた解決策が

この本に載っていました!

自分以外の都合で際限なく発生する仕事(誰も代わってくれない)の辛さ

以下、この本で印象的だった部分を引用させていただきます。

一人暮らしのときなんて、
そもそも午前中に家事をしたことがなかった。
家族や子供がいなければ、すべて自分のペースで動けるから、
いつまで寝ていようが関係ないのだから。

これらの家事は仕事とは違い、
人間が生活している限り必ず発生するため、
誰かがやらなければどんどん増え続けるのだ。

仮にこれらをすべて放り出して家事をしないでダラダラしても、
そのしわよせは後々の自分にかえってくるだけ。

仕事は休日になれば休めるが、シュフが休むには
家族の誰かがシュフの代わりをする必要があるのだ。




まとめると、

自分以外の都合で際限なく仕事が発生し続ける。
自分のペースで動けない。
誰も代わってくれないし、休もうもんなら後々自分がつらくなるだけ。


この状態が
平日より休日の方が圧倒的に多いんですよね。
家族が家にいるから当然なんですが。




私(主婦)が休むためには、
家族の誰かが私の代わりをする必要があるけど、
だれも代わってくれない…

 →私休日ないじゃん…………










とはいえ、
休日は家族でキャンプに行ったり、公園とか、旅行に行ったりもしていますよね。


休んでるじゃん。と。




家族でおでかけは私にとってはぶっちゃけ休日とは言えない

ちょっと怒られそうですが、
正直コレなんですよ。


いや、家族で出かけることは楽しいし、
リフレッシュになるのは間違いないのですが、
その分仕事が増えるので、正直むちゃくちゃ疲れるんです。







私にとっての一番の休日は、
子どもをあずけて(夫なのにあずけるということがそもそもおかしいけど)、
家庭からはなれて大人な時間をゆっくり過ごすこと。



素敵なホテルでまったりするのも大好き。


それでも帰宅後のご飯や家事のこと考えてしまうんですけどね笑









一方夫は、キャンプが好きで、家族で行きたがるけど、
正直私はキャンプが好きじゃない



と、
思っていましたが、

「キャンプが好きじゃない」の根っこには、

  • ご飯を作らないといけない(基本夫が作ってくれるけど)
  • お皿洗いや片付けをしないといけない
  • 子どもが危なくないか注意しておかないといけない
  • 帰宅したら鬼のような洗濯物と片付けがある
  • 帰宅したら外出中にできなかった家事をしなければいけない

休日なのに休めない感
があるせいじゃないか……?
と思いました。







私、出産前は結構アウトドア派で
むちゃくちゃフッ軽のアクティブなタイプだったんです。

キャンプとかフェスとか大好物だったのに……






それが現在、
家族での外出が億劫になってしまい、
自分から提案することが全くと言っていいほどなくなってしまいました……


そして、
そのように感じてしまっている自分に
多少なりとも罪悪感を感じていました。








とはいえ、
外出せずに家族で家で過ごしても、私の仕事が増えるばかりで、
それはそれで結局休まらない………








そこでこの一文ですよ。

帰省や休日の外出は
家族全員で出かけるよりも
夫婦どちらかをフリーにする方が有意義だ。
子育てに疲れている親は「一人の時間」を持つべき!

主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバかった件





なんてゆーか本当に
目からウロコでした。


休日は家族それぞれ一人時間を持ってもいい

主婦ではなくても、
仕事をしていたら一人時間なんてものはあまりないですよね。

家族ができたら休日は基本的に家族で過ごすものだと思っていたし、
他に予定がない場合は今までほとんどそのように過ごしてきました。






特別な予定もないのに私(または夫)が一人の休日を持つなんて、
考えたこともなかったんです。







コレまた引用ですが、

結婚して子どもができると驚くほどに一人時間が激減する。
家にいる時間はパートナーがいるし、
子どもができれば基本的には子どもが常に家にいる状態。
どこに外出するわけでもない家での一人時間がいかに貴重であったかを
ここで痛感させられるのだ。

主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件




そうなんです。
結婚して、子ども生んでから、
ほとんど常に誰かと一緒にいる状態。


意識して一人になろうとしても、
娘(家庭内ストーカー)が絶対ついてくるし…

こどもが就寝後とか、夫がお風呂とか寝かしつけしてくれてるときとか、
自由時間はあるけれど、
まとまった一人での休日って今までほとんどなかった。
(なにか個人の予定がある日は別ですが)





なにをしてもいいし、何もしなくてもいい。自分のペースで動ける一人の休日


これこそが私が求めていたもので、
夫婦どちらかをフリーにする休日があっても良い
って、すごく、なるほど〜〜!!って思いました。






もちろん、心の底からフリーになるためには、
夫には家事を進めておいてもらえるようにならないといけないし、
フリーじゃない一方が子どもを連れて遊びにいかないといけないので、
現状ではハードルが高いんですが……
コロナ禍だし……








もし何も予定がない一人時間で、
家事・育児の心配をしなくてもいいならば、

私のしたいこと
  • だれにも邪魔されずに漫画やゲームやってそのまま寝落ちして思う存分昼寝がしたい!
  • ブログを書きだめしたい!笑
  • スタバとかで甘くて大きいドリンク飲みながらゆっくり読書したい!
  • 本屋さんをウロウロしたい!
  • コスメカウンターで色々お試ししたい!

考えただけでもうむちゃくちゃテンションがあがります!笑



夫だってこんなことできちゃう
  • 普段子どもの前で見ていたら私に怒られるTV(笑)をゆっくり見たり
  • 映画館で映画見たあと美味しいコーヒー飲んだり
  • ソロキャンいったり…








家族全員で過ごすのも良いけれど、
夫婦どちらかをフリーにするとすごく有意義
って、本当に考えたこともなかったので、
この本を読んでよかったな〜〜と思いました。




という訳で。
たまにはお互いフリーな日つくってみない?と
夫に提案したら、しぶしぶ?了承してくれました。笑



まとめ

むちゃくちゃ長くなりましたが、
「主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件」



読んで色々と学ぶ事ができました。

  • 共感…主婦をサラリーマンにたとえたらヤバい
  • 発見…休日なのに自分だけ休めないからイライラしていた
  • 学び…夫婦どちらかをフリーにすると有意義
  • 目標…なにも予定のない一人の休日を夫婦お互い持つ



ぜひぜひ夫婦で読んでみてくださ〜〜〜い!




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